平成22年度研究紀要

幼稚園協会の研修とは

川崎市幼稚園協会の研修は、年間をとおして行なわれる『継続研究会』と、その成果 をまとめ、発表する『川崎市幼児教育研修大会』(1月)が大きな流れとなります。
このほか、新任教諭・中堅教諭のための『研修会』、8月にこれまでの保育の整理と2学期の保育が充実したものとなるための『夏期特別 宿泊研修会』などの研修に取り組んでいます。
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 平成22 年度の研修部活動を全て終えることが出来、安堵と充実感、そして次年度への思いを膨らませています。 全日本私立幼稚園連合会より出されている「保育者としての資質向上研修俯瞰図」を活用し、研究会研修会活動を組み立て進めてきました。又、参加者の意識を高めるために、案内に俯瞰図番号を 示すこと、参加者が持参している「研修ハンドブック」に受講印を押印しました。

 これらの積み重ねがどこまで理解され、どこまで浸透したかは今後の課題でもありますが、今後も継続することで意味深いものになればと願います。

 今年度の継続研究研修活動は、下記4つの研究会と3つの研修会を基本としました。
〈継続研究会〉
◇「統合保育研究会」・・それぞれの障がいの特性を理解し、双方が「ともに育つ」ことを前提に、より具体的、実践的に研究を深められるよう、共通 テーマを基に日々の事例について検討し、話し合いと取り組みを進めました。
◇「保育者の役割と連携研究会」・・子どもの見方を通して、保育者の役割とは何かを共通 テーマに、各園、保護者の実態も相違する中、共通した考え方を探ることと、園の特徴をどのように生かすかという視点で、保育内容の構築と保育者の役割について研究考察をしました。
◇「3歳児研究会」・・初めての集団生活を体験する3歳児。発達特性を捉え適切な援助ができる 保育者を目指し、明日の保育に役立つ研究会を学びました。また、今年度は、3歳児の保育を研究している先生方がオムニバス形式で研修を進めました。
◇「10年教諭研究会」教諭歴8年目以上を対象に、「10年教諭としての資質向上」を目指し、リーダーシップ、プレゼンテーション能力を高めるために、3回の研究会では、参加者のみで話し合い、主幹教諭としての能力を高めました。
〈研修会〉
◇「中堅教諭研修会」・・教諭歴3年目〜7年目を対象に、各園の教育の要となる人材を目指し、様々な内容を深めました。
◇「新任教諭研修会」・・新任教諭、2年目教諭を対象に、新任としての心得、様々なスキル等の初歩を学びました。
◇「環境教育&食育研修会」・・環境教育では、自然あそびを考え、体験し、自然あそびを子どもたちとどう展開していくかを考えました。食育では、幼稚園での食育とは何かについて、基本的なねらいを考え学びました。
8月の「第39回夏期宿泊研修会」、全体会は講師:平山許江先生。『学級経営のポイント』、〜 日々の保育を充実したものにしよう〜のお話頂きました。その後の4つの分科会は、それぞれの講師の持ち味をいかす会となりました。そして翌日の全体会は講師:藤本ともひこ先生。みんなで朝の体操、踊り、造形、絵本の読み聞かせなど、楽しい時間を過ごしました。

 上記、年間5回の研究、研修活動、そしてその成果をまとめ、大会テーマ「心が響き合う幼稚園教育を」のもと、平成23年1月19日に第51回川崎市幼児教育研修大会を開催しました。 各分科会、一年のまとめと深い学びが出来たと感じております。 一年を通 し、どの研究会、研修会も川崎の私立幼稚園の先生方の意欲、自分たちで学んでいこうとする姿勢を強く感じ、研修を支えるものとして嬉しく思っています。

 最後に、終始適切なご指導を頂いた講師の先生方、研修部員の皆様方に心より感謝申し上げると 共に、社団法人川崎市幼稚園協会研修部の活動成果をご報告申し上げ、各園の研修にお役立て頂ければ幸いに存じます。