平成24年度研究紀要

幼稚園協会の研修とは

川崎市幼稚園協会の研修は、年間をとおして行なわれる『継続研究会』と、その成果をまとめ、発表する『川崎市幼児教育研修大会』(1月)が大きな流れとなります。
このほか、新任教諭・中堅教諭、環境教育・食育のための『研修会』、8月にこれまでの保育の整理と2学期の保育が充実したものとなるための『夏期特別宿泊研修会』などの研修に取り組んでいます。
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「紀要発刊によせて」〜平成24年度研修部活動をふりかえり〜
公益社団法人 川崎市幼稚園協会 研修部長 村田 清一
 平成24年度研修紀要の発刊にあたりまして、各園の園長先生を始め、研修部を支えて頂いた多くの皆様に厚くお礼を申し上げます。さらに市民こども局のご理解、ご協力、お力添えに、心より感謝申し上げます。
 平成24年度の研修部活動を全て終えることが出来、安堵と充実感、そして次年度への思いを膨らませています。
 全日本私立幼稚園連合会より出されている「保育者としての資質向上研修俯瞰図」を活用し、参加者の意識を高めるために、案内に俯瞰図番号を示すこと、参加者が持参している「研修ハンドブック」に受講印を押印しました。
 これらの積み重ねも6年目が過ぎ、かなり理解されてきましたが、今後も継続することでさらに意味深いものになればと願います。
 今年度の継続研究研修活動は、下記4つの研究会と3つの研修会を基本としました。

〈継続研究会〉
◇「統合保育研究会」…それぞれの障がいの特性を理解し、双方が「ともに育つ」ことを前提に、より具体的、実践的に研究を深められるよう、1年間を通して同じグループで共通のテーマを基に日々の事例について検討し、話し合いと取り組みを進めました。
◇「保育者の役割と連携研究会」…保育とは何かという根本的な問いからスタートとして、幼稚園において、保育者は子どもとどのようなスタンスでかかわるのかということを考えながら、幼稚園の役割と保育者の役割について研究考察をしました。
◇「3歳児研究会」…1年を通して3歳児の発達段階を踏まえ、4歳児の発達にどのように繋げていくかを考え、事例を交えながら3歳児の発達の特性を捉え、適切な援助ができる保育者を目指し、明日の保育に役立つ研究を進めました。
◇「免許状更新・10年教諭研究会」…免許状更新の対象者と教諭歴8年目以上を対象に、保育現場で経験を積まれた保育者がスキルアップをするために、今直面している課題を受け止める学びの場として、「幼稚園教育内容を深める」「幼稚園の役割を広め深める」の2点を重点的に研究を進めました。

〈研修会〉
◇「中堅教諭研修会」…教諭歴3年目〜7年目を対象に、各園の教育の要となる人材を目指し、3回にわたる統合保育の基礎講座や様々な内容を深めました。
◇「新任教諭研修会」…新任教諭、2年目教諭を対象に、新任としての心得、様々なスキル等の初歩を学びました。
◇「環境教育研修会」…環境教育では、身近に存在する小さな自然に見方、関わり方を、草花遊びを中心に学びました。

 8月の「第41回夏期宿泊研修会」、全体会は講師: 横山洋子先生。『保護者へのよりよい対応と支援』のお話を頂きました。その後の5つの分科会は、それぞれの講師の持ち味をいかす会となりました。そして翌日の全体会は先生達の人気者、たにぞう先生。みんなで身体を動かし、歌い、笑い、じゃれつき、あっという間の楽しい時間を過ごしました。
 上記、年間5回の研究、研修活動、そしてその成果をまとめ、大会テーマ「心が響き合う幼稚園教育を」のもと、平成25年1月30日に第53回川崎市幼児教育研修大会を開催しました。
 各分科会、一年のまとめと深い学びが出来たと感じております。
 一年を通し、どの研究会、研修会も川崎の私立幼稚園の先生方の意欲、自分たちで学んでいこうとする姿勢を強く感じ、研修を支えるものとして嬉しく思っています。
 最後に、終始適切なご指導を頂いた講師の先生方、研修部員の皆様方に心より感謝申し上げると共に、公益社団法人川崎市幼稚園協会研修部の活動成果をご報告申し上げ、各園の研修にお役立て頂ければ幸いに存じます。