平成29年度研究紀要 平成29年度研究紀要

幼稚園協会の研修とは 幼稚園協会の研修とは

川崎市幼稚園協会の研修は、年間をとおして行なわれる『継続研究会』と、その成果をまとめ、発表する『川崎市幼児教育研修大会』(1月)が大きな流れとなります。
このほか、新任教諭・中堅教諭、環境教育・食育のための『研修会』、8月にこれまでの保育の整理と2学期の保育が充実したものとなるための『夏期特別宿泊研修会』などの研修に取り組んでいます。
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「紀要発刊によせて」〜平成29年度研修部活動をふりかえり〜
公益社団法人 川崎市幼稚園協会 
研修部長 嶋崎 正浩
 平成29年度研修紀要の発刊にあたりまして、各園の園長先生を始め、研修部を支えて頂いた多くの皆様に厚くお礼を申し上げます。さらにこども未来局のご理解、ご協力、お力添えに、心より感謝申し上げます。
 今年度は、平成30年度から本格実施される「新幼稚園教育要領」への理解を深めていただくため通常の研修会のなかに次のような内容の研修を取り入れました。
◇継続研究会
 ・子どもと共に育つ保育者研究会
  「保育者に求められる資質・能力とは何かを考える」~幼稚園教育要領改訂を踏まえて~
 ・免許状更新講習研究会
  「幼稚園教育内容を深める」
◇夏期宿泊研修全体会
  「新幼稚園教育において育みたい資質・能力とは?」~新幼稚園教育要領にみる考え方~
◇川崎市幼児教育研修大会分科会
  「新幼稚園教育要領を読み解く」~どのように保育実践に活かすか~また、年間を通して下記5つの研究会と2つの研修会を基本に設けました。
〈継続研究会〉
◇「統合保育研究会」・・・気になる行動をする子どもたちを変えようとするのではなく、その背景に何があるのかを知り、子どもたちにわかりやすい環境づくりを心がけることを目標にしました。
◇「子どもと共に育つ保育者研究会」・・・子どもの心に寄り添い、子どもの育ちを保障していくために、保育者にはどのような役割が求められているかなど、子どもと共に育つべき保育者について考え、研修を進めてきました。
◇「3歳児研究会」・・・3歳児の発達の特性を5期に分け、その時期の特性を捉えた事例をもとに情報を交換しながら、明日につながる「子どもの見方・捉え方・関わり方」を講師の先生と考察しました。
◇「幼児教育・10年教諭研究会」・・・昨年から引き続き、落ち着きのない子を含めたすべての子どもたちにどういった幼児教育が必要なのか。また、変化してきた家族像やその支援方法についても研究しました。
◇「免許状更新講習研究会」・・・免許状更新者を対象に夏期講座も含め、必修・選択・選択必修の合計30時間を受講できるように開催しました。
〈研修会〉
◇「経験者教諭研修会」・・・教諭歴3~7年目を対象に、新しい幼稚園教育要領改訂のポイントを理解するとともに各幼稚園の現場でどのようにそれを活かしていったらよいのかについて学びを深め、中堅リーダーとして何を試すべきかを考えてきました。
◇「新任教諭研修会」・・・新任教諭・2年目の教諭を対象に、絵本の読み聞かせをはじめ、自然あそび、歌あそびなどを学び、子どもたちが遊びの中から新しい物事を発見する喜びを実際に感じ、そのことを子どもたちにどのように伝えていくかを考えました。
 また、8月の「第46回 夏期宿泊研修会」では、全体会に文教学院大学副学長の松村和子先生をお招きしての全体会。午後からは、4つの分科会を行いました。また翌日の全体会は、シンガーソングライターの新沢としひこ先生に「今日がはじめの1歩です」というテーマで、「世界中のこどもたちが」をはじめたくさんの歌を歌っていただいたり、手話やあそびうたを教えたいただき、有意義な2日間を過ごしました。
 上記の研究、研修活動、そしてその成果をまとめとして、平成30年1月17日に第58回川崎市幼稚園教育研修大会を開催しました。
 1年間、講師の先生から多くのことを学ぼうとする先生方の意欲と学んだことを保育に活かそうとしている姿勢を強く感じ、研修を支えるものとして嬉しく思っています。
 最後に、たくさんのご指導を頂いた講師の先生方、研修部員の皆様に心より感謝申し上げると共に、公益社団法人川崎市幼稚園協会研修部の活動成果をご報告申し上げ、各園の研修にお役立て頂ければ幸いに存じます。