令和6年度 
研修大会

研究会・研修会

研修大会開催にあたり

 今年度で65 回目を迎える川崎市幼児教育研修大会。保護者の皆様をはじめとして川崎市及び関係各位のご理解、お力添えのもと、本年度も開催できますことに心より感謝申し上げます。

また、日頃より子どもたちの学び環境の充実にご理解とご協力をいただいております福田川崎市長、青木市議会議長をはじめ多くの来賓の皆様にご臨席をいただき、深く感謝申し上げます。

 川崎市制100 周年を迎える本年、川崎市幼稚園協会も70 年の節目を迎えることとなりました。これも偏に、この川崎の地に幼児教育の礎を築き、幼稚園団体として協会を設立された多くの先人先達のご努力に敬意を表すと共に、子どもたちと向き合い、寄り添い、汗をかいてくださっている保育者の皆様の、日々の努力のお陰と感謝申し上げます。

 

 幼稚園・認定こども園は、適度な子ども集団と、環境を通して様々な学びができる場所です。昨今、公園などで幼い子を遊ばせている世帯が減っている中、同年代・異年齢の子ども集団の中で様々な学び体験ができる場としての幼稚園・認定こども園の環境は非常に大切であり、重要となっています。これからも幼児期の大切な時期を、幼児期に相応しい適切な時間と保育内容で子どもたちを育んでいただき

たく思います。

 

 本日、永年勤続表彰を受けられる皆様、誠におめでとうございます。まさに子どもたち、そして幼稚園の理念と教育目標の実現のために永年にわたりご努力いただいた、その積み重ねによってこの日を迎えられたことに敬服いたします。その日々ご努力いただいている思いと姿勢に、謹んでお礼を申し上げ、心よりお祝いを申し上げます。今後も皆様が『よい保育者でありたい』という思いと向上心を、協会としても研修等を介して支援し、更に素敵な先生を目指していただきたいと思います。

 

 近年、幼稚園・認定こども園に社会が求める役割は、益々大きくなっています。就園前の乳幼児への対応も【こども誰でも通園制度】という形で枠組みが考えられています。

 [家庭の育児力の低下]が国から示されている中、新たな制度が単なる「一時預かり」の類似制度なのではなく、子どもも保護者も一緒に育つことができる様な取り組みを各園で模索いただき、多くの保護者が園環境に足を運び、子育ての手立てを得て、幼稚園教育へも関心を持って欲しいと思います。

 

 各加盟園が建学の精神のもと、これからも[幼稚園教育]を実践いただける様、川崎市幼稚園協会は、幼稚園・認定こども園をひろく社会に認知される努力を続けて参りたいと考えます。

 結びに、今年度各研究会・研修会でご指導いただきました講師の先生方、川崎の研修を支えていただいた研修部員の皆様、この大会の企画、実施にお力添えいただいた全ての皆様に心より感謝とお礼を申

し上げ、挨拶といたします。

 

 

公益社団法人川崎市幼稚園協会

会長 石渡 宏之

記念式典

ご祝辞を頂戴いたしました

本大会開催に際しまして、大変多くのご祝辞を頂戴いたしましたので、この場をお借りしてご披露させていただき改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

記念講演

【講師】藤嶋 昭 先生(東京大学特別栄誉教授・東京理科大学栄誉教授・公益財団法人東京応化科学技術振興財団理事長・川崎市名誉市民)

【テーマ】「身のまわりの自然現象のおもしろさ」